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建築材料でイニシャルコストを節約する
●異なった仕上材を多用しない
いろいろな材料や色を多用するよりもなるべく統一したほうが、コストダウンにつながります。
材料の種類が同じであれば、同じ職種の職人仕事になるため、人件費も下げられます。
また少ない種類のものを多量に仕入れるほうが、仕入れ価格を低めに設定でき、材料の無駄を抑えることができるからです。
外壁や壁のクロスなど広い面積で使うものは、アクセントを付ければ見栄えも変わると思います。
トイレのように小さなスペースのクロスの柄を違うものにするのも良いと思います。
●広く普及している材料を使用する
広く普及しているものを使ったほうがコストを抑えられます。
建具類なども、一般的に特注にするよりも既製品を用いたほうがコストは下がります。
●無駄な窓を省く
窓は種類や数、大きさだけでなく、断熱性や防犯性によってもかなり価格が違ってきます。さらにカーテンの価格にも影響を与えます。
採光を効率よく行い、無駄な窓を減らすことを十分に検討されることをお薦めします。
部屋の雰囲気を決める重要なインテリアですし、外観にも十分配慮して選びたいものです。
●ガルバリウム鋼板の検討
人気の住宅番組の影響で住宅雑誌の施工例や建築士のローコスト住宅など、シンプルモダン系でよく使われている素材です。
従来のトタン板に比べ3〜6倍以上の寿命が期待でき、熱反射率に優れているので表面温度や屋内温度も高くなりにくく、断熱負荷も軽減できます。
ローコストであるという点、メンテナンスフリーに近い素材であり、かつ軽量なので構造的に負担が少ないという点などがよく使われる理由です。
ガルバリウム鋼板の色も豊富に有りますので、外壁材や屋根などに上手に組み合わせていくのもひとつの工夫かもしれません。
ライニングコストや、機能性・断熱性、デザイン等全てを考慮して、決めればよいと思います。
●自然素材でもお値打ちに
自然素材を使用したいけどコストが高いのではと思っていませんか?
木材なら原産地や節の有無によって価格が違います。
木が枝を付けた跡である節の量が多いほど値段は安くなりますが、強度は無節の木とあまり変わりません。
その雰囲気がお好きな方にとってはお買い得商品とも言えます。 |
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