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プランニングでイニシャルコストを節約する
●基本は家の形をシンプルに
同じ床面積でも、凸凹があれば壁や柱の量が増えるため材料費が増え、工事の手間が掛かります。
基礎や屋根なども複雑であれば、工事の手間も同様に増えるます。そのためシンプルな設計の建物形状ほど、建築費を安くおさえることができます。
また、設計作業にかかるコストを削減することが出来ます。
●屋根の形もシンプルに
屋根の形も複雑になると、材料や工事の手間が余分にかかり、コストアップします。
勾配(屋根の角度)がきついと、面積が広くなり、足場を組む手間が増えることになります。
勾配のゆるい切妻形状の屋根が、一番建築費が安くなります。
●総2階のメリット
総2階(1階と2階が同じ形状)にすると、コストダウンにつながるだけでなく、床面積がとれるため、スペースを最大限確保できます。
●完成後について
凸凹が少なければその分耐震構造上も有利ですし、外壁などのメンテナンス費用などのランニングコストについてもお得だと思います。
家の形状は見栄えにも影響があるため、間取りや敷地条件を考慮し、家全体のトータルバランスでコストの調整を計ることも大切です。
ハウスメーカーなどによって、あらかじめベースとなる設計プランが規格化されて商品化したものがあります。
設計やプランニングの手間が省けるし、部材を計画的に大量に仕入れることが出来きるため、コストはかなり低く抑えることができるメリットがあります。
その反面、仕様を変えると逆に高くなってしまったり、変更を受付けない場合がありますので、依頼先に確認することをお勧めします。 |
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