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新築・リフォームなどマイホームの住宅設備選び方 - 冷暖房の基礎知識

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冷暖房の基礎知識


冷暖房設備を計画する際には、地域の環境、住む人のライフスタイル、エネルギーの種類、ランニングコストなどを考慮して、住まいに最適な冷暖房設備を計画することが必要です。
また、冷暖房設備選びに大きく影響するのが、住宅の気密や断熱性です。
過ごしやすい快適な住宅となるように、住宅の高気密化と高断熱化も考慮しましょう。

●高気密化と高断熱化のすすめ

いくら高機能の冷暖房設備を導入しても、器となる家の気密、断熱性が悪いと意味がありません。部屋を暖かくしたり、冷やしたりするのに必要なエネルギーは変りませんが、一度温まった空気を維持するエネルギーは大きく違ってきます。
部屋の熱は、床や壁、窓などからと換気や隙間から逃げていきます。同様に外からの熱の侵入にもあてはまります。
住宅内の保温性や保冷性を高めた高気密・高断熱の家であれば、冷暖房の熱が外部へ逃げてしまうロスが少なく、効率良く冷暖房をすることができます。
冷暖房費のランニングコストや快適性を考えると、高気密化と高断熱化にしたほうが、トータル的には安くなります。

●暖房の方式

暖房の方式や種類によって、暖まり方・感じ方は異なります。
暖房方式は暖める原理により大きく分けると「対流式暖房」「伝導式暖房」「輻射式(遠赤外線)暖房」の3つに分けられます。
それぞれの特徴を踏まえ、部屋の広さ、目的、コスト、好みによって暖房器具を選択しましょう。

対流式暖房 伝導式暖房 輻射式暖房

空気を暖め、対流しよって室内を暖める。 発熱体に接して身体を暖める。 器具に触れなくても赤外線の照射によって、直接身体を暖める。

エアコン・ファンヒーター・温風暖房機 ホットカーペット 蓄熱暖房機・ハロゲンヒーター・オイルヒーター



立ち上がりが早い。 気流がないので、ホコリが舞い上がらず、気流による不快感もない。 空気の対流が少なく、ホコリなどが舞い上がりにくい。




空気の対流により、ホコリなどが舞い上がる。
暖かい空気は天井近くに上昇しがちなので、暖房にムラができやすい。
部屋全体の空気は暖まらず、部分的にしか暖まらない。
その場から離れると寒くなってしまう。
立ち上がりが遅い。
熱源を遮る物があると熱は伝わらない。
また、輻射と対流を兼ねたこたつ、輻射と伝導を兼ねた床暖房などもあります。

●暖房の組み合わせ

種類の違う暖房器具を組み合わせて使えば、お互いの欠点を補いあって暖房の効率がアップします。
例えば、エアコンとホットカーペットやこたつを併用すると、室温が低くても下半身を直接暖めれば、血流がよくなって全身が暖まります。
また、エアコンなどは暖まった空気は部屋の上の方に溜まってしまいますので、扇風機やサーキュレーター、シーリングファンなどを使って部屋の空気をかき混ぜることで効率よく暖房ができれば、省エネにもつながります。

●給湯暖房システム

ガスを熱源とする給湯暖房システムでは、浴室換気乾燥機、床暖房、一部冷房機との組み合わせができます。また電気を熱源としたエコキュートも同様なシステムがあります。
暖房、給湯、冷房機能などをシステム化すると、省スペース化、低コスト化に有効です。





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