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新築・リフォームなどマイホームの住宅設備選び方 - エアコンの種類

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エアコンの種類


エアコンは今や生活に欠かせないものです。
暖房能力の向上と機能の充実で年間を通して使用できるようになりました。
夏の冷房はもちろん、冬は暖房、春は空気清浄、梅雨時は除湿などとオールシーズンお部屋を快適に保つことのできる頼もしい存在といえます。

●エアコンの方式と種類

冷暖房・除湿を兼ねたヒートポンプ式ルームエアコンには、各部屋ごとに独立したエアコンを1台ずつ設置し、それぞれ個々に空調する「個別空調方式」が一般的です。
また、1台の室外機と複数の室内機を冷媒配管で接続し、複数の部屋を空調する「マルチ空調方式」の場合、室外機をそれぞれの部屋の外に設置しなくてもよいので、スペースが節約できます。
1台のエアコンから、各部屋へダクトを通じて冷風、温風を送りだす「セントラル空調方式」もあります。
個別空調方式やマルチ空調方式に使用されるルームエアコンには以下の種類があり、状況に応じて選択することが出来ます。
壁掛け型 一般的なタイプのルームエアコンです。新築時・買い替え時どちらでも設置でき、部屋の広さに応じて様々なタイプが発売されています。設置場所も比較的自由に選べます。
コーナー型 天井の一角に設置するエアコン。インテリア性が高く、風向の自由度などから人気です。設置する場所が壁掛けよりも制限されます。
床置き式 床に直接置きます。壁面への工事が不要です。また、壁掛け式などに比べて温風が低い位置から出るので、部屋の温度ムラが少ないなどのメリットがあります。
壁埋め込み式 壁面にエアコンの本体を埋め込むので、室内がすっきりします。壁面と自然に一体化し、お部屋の端正な表情を損ねることがありません。壁面に工事が必要なので、新築時に設計段階から組み込むとよいでしょう。
ビルトインタイプ 天井にエアコンの本体を埋め込むので、室内がすっきりします。片側吹き出しと、両側吹き出しがあります。
天井と一体化してインテリア性が高いのがメリット。天井に工事が必要なので、新築時に設計段階から組み込むとよいでしょう。

●エアコンの容量

エアコンは、部屋の広さや建物の構造などにあわせた機種を選ぶことが大切です。
エアコンの能力はkWで表され、この数値が大きいほど、パワーが強く広い部屋に対応できるという意味です。
そしてこの能力に対し、畳数の目安の掲載があります。カタログで「6〜9畳」などと冷暖房の目安の幅をもっているのは、お部屋の広さが同じでも建物の構造、お部屋の向きなどによって必要なエアコンのパワーが異なるからです。
例えば、6畳〜9畳と記載があれば、6畳は木造和室南向き、9畳は鉄筋マンション南向きの部屋に適していることを示します。
部屋の天井が高い、吹き抜けがある、強い日差しが入る、建物の機密性、断熱性が低い場合などは1〜2ランク上のエアコンを選ぶと良いでしょう。
お店の人や専門業者に相談するのが間違いないと思います。






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