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新築・リフォームなどマイホームの住宅設備選び方 - 住宅情報化配線の基礎知識

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住宅情報化配線


パソコンやインターネットを利用するマルチメディア時代。
電話やパソコン、FAXを使う部屋はどこか、通信系コンセントはどの部屋に取り付けたらいいか、地上波放送、BS、デジタルCSをどの部屋で見るのか、それぞれのライフスタイルによっても違いますし、将来使う部屋が変わったり増えたりする可能性もでてきます。
新居を建てる前に、先行配線についての最低限の基礎知識と計画を立てておく必要があります。家族のライフスタイルに合ったプランを作りましょう。

●住宅情報化配線とは

住宅情報化配線は、情報の進化に対応できる配線方式です。
情報分電盤(マルチメディアボックス)を設置し、宅外から受けた映像、通信信号を各部屋に分配するとともに、各部屋に電力、映像、通信が一体となった情報用コンセント(マルチメディアコンセント)を先行配線し設置するものです。
情報分電盤に通信用機器や放送用機器を組み込み、スペースを設けておくと情報用機器の更新がしやすく、管理も便利です。
また、このような情報系の配線をまとめた情報分電盤も家電各社から販売されています。

●情報用分電盤

●情報用コンセント

●住宅情報化配線の必要性

ますます進化するインターネットのブロードバンド化、放送の多様化・デジタル化などの変化に対応するために、住宅の設計段階から通信系および映像系の先行配線を考慮しておくことが大切です。
インターネット関する機器類の技術の進歩はめざましく、次々と新しい機器類が出現してきます。
しかし、情報分電盤、情報コンセント、情報用配管が設備されていれば、機器類の更改、情報用配線の張替えなどが容易にできることが考えられます。
また、パソコンやテレビが増えた時、置く場所が変わった時など様々な状況に対応でき、配線をやり直す事もありません。
今は必要ないけれど、将来的には導入する予定があるのであれば、追加工事でのコストの面や仕上がりを考えると設置しておいた方が良いでしょう。
 ● 露出配線でなく壁内配線

 ● 各部屋でテレビが見られる

 ● 各部屋でインターネット接続

 ● 家庭内で簡単ネットワーク

●無線LANについて

壁の中に配線することが難しい既築住宅などで、無線LAN機器の普及が進んでいます。
機器類も数多く市販されており、家庭内LANも容易に行えるようになりました。
しかし、無線LANは盗聴の可能性があることや遮蔽物の影響を受け、常に安定的で安全な通信ができるとは限りません。
そういったことからも、、新築住宅には、安定的な通信を確保や将来の拡張性などを考慮し、住宅情報化配線をおすすめします。

先行配線 無線LAN
通信速度 最大1000Mbps(規格値)
実効速度は80〜90%
最大300Mbps(規格値)
実効速度は50%程度
通信の確実性 環境に左右されない安定的な通信 電波が届かない可能性もある
セキュリティ 基本的に盗聴されず、安心 盗聴の可能性がある
設定の容易性 容易 やや難しい
(無線の設定が必要な場合あり)
コスト 情報分電盤、情報コンセント、配線工事費など初期投資が必要 1~3万円程度の無線LAN機器費用のみ
手軽さ 既築住宅では難しい
使い場所に情報コンセントが必要
入居後でも手軽に導入可能
モビリティ(移動性)が高い






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